直径で木星の1/3、地球の4倍と両者の中間的な大きさの惑星です。
全天の恒星の配置を星図として記録する途上、1781年にハーシェルが発見しました。それまでは太陽系の惑星は有史以前から知られていた6個で全てだと思いこんでいたため大変話題になりました。一番明るい時には5等星になるので、理屈の上では望遠鏡を使わなくても見えるはずですが、実際には望遠鏡がないと見つけるのはほとんど不可能です。望遠鏡で見ると、青っぽく鈍く輝く星として見えます。
惑星の全質量は岩石、氷、ガスがそれぞれ同程度を占める氷惑星です。ガスは85%が水素、15%がヘリウムで、他にメタンなどが含まれています。青く見えるのは、このメタンが赤い光を吸収するためです。
表面として見えるのはガスの層の一番外側になります。探査機ボイジャー2号による画像では模様はあまり見えず、紫外線画像のデータと併せて見え方の違いを強調すると赤道と並行な縞模様があることがわかります。
自転軸が97.9度も傾いているのが特徴で、地球の北極圏・南極圏に相当する部分が惑星の大半を占めます。このため、公転周期の半分近くにわたって昼または夜が続くところが惑星上のかなりの面積となるため、公転周期の半分に当たる42年で様子が大きく変わる可能性があります。
土星ほど目立ちませんが、細い環が発見されています。
参考文献:「小学館の図鑑NEO 宇宙」(小学館 2009)
- 天体種別
- 氷惑星
- 公転周期
- 84.0223年
- 軌道離心率
- 0.0463
- 軌道傾斜角
- 0.773度
- 自転周期
- 0.718日
- 自転周期
- 17.2時間
- 質量
- 地球の14.54倍
- 平均密度
- 1.27g/cm3
- 扁平率
- 0.0229
- 衛星数
- 27
- 発見者
- ハーシェル



