環をもつ惑星として有名です。
夜空で見ると星座の間を移動していきますが、一周するのに30年ほどかかるため、平均すると数年間は1つの星座の中を動いていくことになります。1等星以上に明るく輝くので星座の星の配置と比べれば、どれが土星なのかを知ることは比較的容易です。
質量の大半がガスで占められているガス惑星で、ガスの主成分は水素です。ほかに、ヘリウムやいろいろな炭化水素も含まれています。平均密度が最も小さな惑星で、1を下回るため、“水に浮かぶ”と表現されることがあります。
表面には木星よりも目立ちませんが、やはり赤道と並行な縞模様があります。これも流れる雲によるものです。
木星と同様に厚い雲の下にも硬い地面はなく、いつの間にか液体や固体状の水素の層があり、中心には岩石や金属の核があると考えられています。
環のために気付きにくいのですが、本体は扁平度0.0980と木星以上に赤道方向が膨らんだ形をしています。
環は大きさ数km程度以下の氷のかけらが無数に巡っているもので、全体が1つの板になっているわけではありません。環は目立つ部分だけでも直径28万km以上もありますが、厚さは100mほどしかありません。このため、地球との位置関係で環を真横から見る時期になると環が見えなくなります。これを環の消失と呼び、約15年ごとに起こります。
土星も惑星全体が磁石になっているため、太陽から来る高エネルギー粒子と大気の衝突で起こるオーロラが発生します。紫外線で見ると南極と北極の周囲が環状に光っているのがよくわかります。
参考文献:「小学館の図鑑NEO 宇宙」(小学館 2009)
- 天体種別
- ガス惑星
- 公転周期
- 29.4578年
- 軌道離心率
- 0.0555
- 軌道傾斜角
- 2.489度
- 自転周期
- 0.444日
- 自転周期
- 10.7時間
- 質量
- 地球の95.16倍
- 平均密度
- 0.69g/cm3
- 扁平率
- 0.0980
- 衛星数
- 64
- 発見者
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