火星軌道と木星軌道の間を中心に数十万個も見つかっている小惑星のうち、最初に見つかった天体。
1801年にピアッツィが望遠鏡を使って発見しました。小惑星のなかでは最大ですが、最小の惑星である水星と比べると直径で1/5しかありません。
発見当初は小さいながらも惑星の1つとして扱われていたのですが、数年以内に似た軌道をもつ同じような天体が相次いで発見されたため、まとめて、新たな分類である小惑星として扱われるようになりました。小惑星の大半が火星軌道と木星軌道の間にあるため、この領域を小惑星帯と呼びます。小惑星帯にはパラス、ジュノー、ベスタ、ミタカ、タマなどいろいろな名前の小惑星がありますが、探査機はやぶさが訪れたイトカワは地球軌道と火星軌道の間を回っている小惑星です。
ケレスは岩石や鉄でできた核の周囲を氷が取り巻いた天体です。大気はありません。
ハッブル宇宙望遠鏡など極めて高性能の望遠鏡を用いると大きさと表面の模様を調べることができ、ほぼ球形をしていることがわかりました。このため、2006年には冥王星などとともに新たな分類である準惑星の1つとなっています(ただし、小惑星でなくなったわけではありません)。
接近した探査機がまだないため、ハッブル宇宙望遠鏡で得られた画像がいまのところ、もっとも鮮明な画像です。
参考文献:「小学館の図鑑NEO 宇宙」(小学館 2009)
- 天体種別
- 準惑星
- 公転周期
- 4.6年
- 軌道離心率
- 0.079
- 軌道傾斜角
- 10.6度
- 自転周期
- 0.378日
- 自転周期
- 9.075時間
- 質量
- 地球の0.0002倍
- 平均密度
- 2.3g/cm3
- 扁平率
- 0.0677
- 衛星数
- 0
- 発見者
- ピアッツィ



